死んだつもりで生きてみろ、魂揺さぶる究極極限ドラマ『イキガミ

概要

  • 巻数:10巻【完結】
  • 作者間瀬元朗
  • ジャンル青年マンガ/ミステリー・サスペンス/SF・ファンタジー/ヒューマンドラマ/サブカル・個性派/映画化
  • 出版社小学館
  • 雑誌ヤングサンデーコミックス/週刊ヤングサンデー

イキガミ

国民に生命の価値を再認識させることを目的として制定された法律「国家繁栄維持法」。この法律の名のもと、1000人に1人の確率で国民に注入される特殊カプセルは、対象者が18~24歳の期間に破裂し、その者の命を奪う。そして、そんな「死」の24時間前に対象者のもとへと届く死亡予告証こそが、通称“逝き紙(イキガミ)”と呼ばれる一枚のカードである。武蔵川区の“イキガミ”配達員・藤本賢吾が、今回届ける対象者は…!?

出典:https://www.cmoa.jp

あらすじ

国民に「生命の価値」を再認識させることで国を豊かにすることを目的に、18歳から24歳までの若者たちを対象に、通称「逝紙(イキガミ)」と呼ばれる死亡予告証を通知します。
「イキガミ」は、1000分の1の確率で通知され、選ばれた者は通知から24時間後には死を迎えてしまうため、残りの人生をどう使うのか模索し、様々な思いを抱きながら死を迎えます。
主人公の藤本は区役所に勤務し、「イキガミ」を配達する仕事をしており、「イキガミ」を配達する中で、避けられない死の運命に翻弄されていく人々やその遺族、イキガミに反対するレジスタンスを目の当たりにします。
自分が担当した人々が、“残された24時間の人生”をどう過ごすのか、最後まで見届け、その状況をレポートに綴り、所見を述べるまでが主人公の仕事であり、徐々にこの法律(国家繁栄維持法)が本当に正義なのかどうか疑問を感じ始めます。
「イキガミ」を通知された若者の死への受け入れ方は様々であり、ある人は自暴自棄になり犯罪を犯し、ある人は日頃の行いを報いるため他人のために時間を費やし、ある人は親孝行をしたりと様々な最後を迎え、本作の最後も衝撃的な結末を迎えます。

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