あの日、彼女は死んだ。彼女を救うためのリバイバルストーリー『僕だけがいない街』
概要
- 巻数:9巻【完結】
- 作者:三部けい
- ジャンル:少年マンガ /ミステリー・サスペンス/アニメ化/ドラマ化/映画化
- 出版社:KADOKAWA
- 雑誌:角川コミックス・エース
売れない漫画家だった藤沼悟。彼は自分の身にのみ起きる「再上映(リバイバル)」という特殊な現象に巻き込まれた結果、何を“得て”何を“失った”のだろうか…。自分の人生をやり直すことになった彼が、辿り着いた“時間”に待っていたものとは一体何だったのだろうか…?TVアニメ・実写映画にもなった大ヒット時空間サスペンス!!
あらすじ
売れない漫画家の主人公の悟は、身の回りに起きる事件や事故などの災いを回避するまで、自分の意思とは関係なく、その直前の場面に何度もタイムリープする「リバイバル」という特殊能力を持っています。
とある日、母親との買い物中に、突然リバイバルが発生し、勘の鋭い母親の力を借りて、不審な男が起こそうとした誘拐事件を未然に防ぎます。
この時に母親は、過去に悟のクラスメイトが被害にあった連続誘拐殺人事件の真犯人がこの男であることに気付いたことで、この男に殺害されてしまいます。
そして、母親の死体を発見した悟は、新犯人の巧妙な罠に嵌り、母親を殺害した犯人に仕立て上げられ、警察に追われる身になってしまいます。
危機的な状況を迎えた悟ですが、今までに経験したことのない長期間のタイムリープで小学生時代にまで戻り、クラスメイトが殺害される過去を変えるために、その真犯人を見つけ出すために、そして母親を救うため、過去と現代の2つの時代を行き来しながら、真相を解明していきます。
とにかく伏線だらけの漫画で、展開がまったく読めず、 最後に全ての伏線が回収された時の読後感が堪らない漫画です。
また、ループものの中で、自信を持って一番をおすすめできる漫画でもあります。
第9巻は、主人公以外の登場人物達の“それぞれのその時”を描いたサイドストーリー作品で、これを読むことで、より本作を深く読むことができます。
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